「小爪」?「爪ささくれ」?爪の横からチョロっと出てるささくれの対処法
爪の横から飛び出た「ささくれのような爪」が引っかかり痛みを感じたことが一度はあると思いますが、地味に痛いですよね。
そんな「ささくれのような爪」の対処法をご紹介します!
目次
「ささくれのような爪」を知ろう
まずあの突起物は何かというと、ズバリ「爪」です。
基本的に足より手のゆびにできやすいんですが、手のゆびの方が乾燥しやすいことと関係しているようです。
「ささくれのような爪」の正式名称
そもそも「ささくれみたいな爪」のなまえってなんだろう。
ネットで調べてみましたが、以下のように呼ばれています。
- 小爪
- 爪のささくれ
おもにこの二つが見つかりましたが、小爪は「爪の切りくず」や「爪の付け根にある半円形の部分」を指すことばとして辞書に載ってるので、適当じゃないですね。
「割れ爪」ともちがいますし。
というワケで、実はあの「ささくれのような爪」の正式名称はありません。
地味に攻撃をしてくるアイツですが、地味過ぎてなまえが存在しないんですね。
ちょっと可哀そうになってきました。
とりあえずこのブログでは「爪ささくれ」となまえを与えてあげることにします。
優越感を持ったところで爪ささくれの原因と対策を紹介します。
爪ささくれができる原因と対策
乾燥
爪ささくれの主な原因は乾燥によるもので、ささくれも同様です。
爪にはある程度の柔軟性がありますが、乾燥によってそれが失われるとちょっとした衝撃で爪ささくれができるのです。やはり冬に乾燥しやすいので注意が必要です。
水仕事で
日常的に水仕事をしていると洗剤の成分などによって水分や油分が奪われてしまいます。
介護士という仕事柄、しょっちゅう手を洗うのですが、とくに冬は手荒れやあかぎれができます。
対策:ハンドクリームが効果的なことはみなさんご存知ですが、爪にまで保湿ケアをしている人はおおくありません。ゆびの先までしっかりケアしてください。
手袋を使用するのも効果的です。面倒くさく思う人もいるでしょうが、手やゆびの潤いがぜんぜん違いますよ。
使い捨て手袋がおすすめです
ネイルのおしゃれで
マニキュアを落とすとき除光液などのリムーバーを使いますが、この除光液に含まれるアセトンという物質が爪の油脂をうばってしまいます。
対策:多用をひかえたり、アセトンフリーの除光液を使用しましょう。
爪の甘皮処理で
爪の甘皮を必要以上に切り過ぎると、そこから細菌が入り、爪や皮膚を傷めます。
対策:必要以上に甘皮を切りすぎないように。切ったあとはしっかり保湿する。
栄養不足によって
栄養が不足していることでも爪ささくれは発生します。
対策:ビタミンやミネラル、たんぱく質を摂るのが効果的です。バランスのとれた食事をこころがけましょう。
運動不足や睡眠不足で
その他では貧血や睡眠不足も原因にあげられます。
爪を見れば健康状態がわかると言われています。爪に何かしらの症状が現れるというのは健康な生活が送れていないことをあらわしています。
対策:適度な運動をして、睡眠時間もしっかり確保できた生活を送る事が爪の健康にもつながります。
爪ささくれの対処法
それでは、実際に爪ささくれになっちゃった場合の対処法を紹介します。
NGな行為
引っ張ってとろうとするのは絶対やっちゃダメです。
ボクもよく引っ張ってとろうとしてましたが、出血して痛い思いをするだけというケースも多々ありました。
傷が深いとそこから細菌が入って化膿したり、最悪の場合「ひょうそ」と呼ばれる感染症にかかったりします。
カットする
いちばんいいのは切り落とすことです。爪切りだとうまく切れなかったり、根っこが残ったり、ヘタすると皮膚を傷つけちゃうこともあります。
そこで紹介したいのがキューティクルニッパーです。
ささくれや不要な甘皮などをカットするのに特化したニッパーで、もちろん爪ささくれにもオッケー。
ご覧のような形状なので、爪切りでは切りにくい場所も簡単に処理してくれます。
1000円以内から購入することができ、ひとつあると重宝するので常備しておくといいかも知れません。
オススメはこれです。
値段のわりに、キューティクルプッシャーと収納ケースがついてお得です。
値段は最初の商品の倍ですがその分切れ味はよく、最も売れている商品です。
長年使うから高価なものの方がいい、と考えている人にはおすすめです。
カットした後はハンドクリームなどで保湿を忘れないように。
液体絆創膏
場合によっては、処理した後の傷口に液体絆創膏を塗るとぴったりふさいでくれます。
ふつうの絆創膏だと水洗いしたりお風呂に入ったりした後って使い物にならなくなるじゃないですか。
液体絆創膏だとそうした心配がいらなくて安心です。
ふつうの絆創膏しか知らなかったボクはこの存在を知って感動しました。
仕事中こまめな手洗いをするので、重宝してます。
まとめ
爪ささくれについて紹介してきました。
対処法をまとめると
- 引っぱるのはNG
- 爪切りや専用のニッパーで根元から除去
- 切り取ったあとは保湿でケア
- 普段から健康な生活をこころがけて爪ささくれをつくらない
以上のようになります。
適切なケアで、ささくれ立った思いから卒業しましょう。
おわり。