お手軽なカタルシスの感じ方
うちでは大のトイレを使用したあとは、スリッパを便座側に向いた状態で脱いでトイレを出ます。
おそらく、ほとんどの家庭でやってることだと思うけど、そうすると必然的にトイレの扉を後ろ向きで出る事になるよね。
トイレを出た後しゃがんで脱いだスリッパの向きをいちいち変えるなんて人は、きっとごく少数だと思うワケで。
うちのばあちゃんが高齢で、最近トイレを汚す率が一気に多くなってきてるんだけど、床が濡れてることがしょっちゅうあります。
スリッパを派手に汚すことも2、3回続いたんだけど、そのたびにスリッパを替えなきゃならない。
だんだん代わりのスリッパを用意するのも面倒になってきてて、今は一時的に新聞紙が床に敷かれたのみの状態になって、その上をスリッパなしで移動してる。
汚れてるのを発見した時は代わりの新聞紙を敷きなおしてから使用するかんじ。
わが家の感覚がマヒしててそういう無様な現状になってるんだけど、そんな状況で感じたひとつの事。
最初はスリッパなしに戸惑ってたんだけど、慣れてくるとそうでもなくて、実は意外と快適なことに気づいた。
いちいちスリッパを履かなくてもトイレへ座れる(汚れてた時は新聞紙を取り換えるのが手間だけど・・・)ことがちょっと嬉しかったりするんですが。
それよりも感動するのが、トイレを出るときいちいち後ろを向いてスリッパを脱ぎ、バックして出なくてもいいこと!
何の配慮も気にせず、堂々と胸を張ってトイレから出られる事の快感!!!
実はこれ、かなり目からウロコなことでした。
ふだん、ちょびっとずつ感じてるストレスって日常生活の中にはいろいろある。
次の使用を考えて脱いだスリッパの向きを変えるのって、大人として当然のことだけど、ちょびっと面倒。
そういう日常生活の中でちょびっとずつ不満に思ってる事って、ちょびっとだけだから表の感情には出ないで終わっちゃうことも多い。
でも、意識の深層ではちょびっとずつ蓄積される負の感情。
そのいつもちょびっと感じるストレスを感じなくてよかった時のカタルシスたるや!
「カタルシス」なんてことば初めて使ったけど、たぶん使い方は合ってる!
ボクが推測するに、堂々と正面を向いてトイレを出ることができるのは日本国中ではウチかお手伝いさんがいる家庭だけです。
いや、「スリッパを脱ぐ」って行為が無いだけウチの方が上ですね。
このわずらわしい行為があると「カタルシス」を得る事は難しいでしょう。
排泄後、トイレになんの未練もなく扉を出ていく行為こそがカタルシスに繋がるワケですから。
もうライバルは靴を履いたまま用を足せる外国人だけになります。
国内に敵はいません。
そういうワケで、周りのひとにもこのトイレ使用法をオススメしたい!
・・・分かります。抵抗あるよね、日本人だもん。
衛生的じゃないもん。
でもね、
それを乗り越えることでカタルシスが感じられるんですよ?
そこは譲ってもらわないと。
こんな歌があるみたいですが、それを実践することで、今日からあなたもカタルシストですね。
もうボクは、この記事だけで一生分のカタルシスという単語を使い尽くして大変満足しております。
アホみたいにテンションあがって一気に突っ走ってしまいまいしたが、そういうこと。
どんな悪い状況でも、必ず何か一つは良いことに繋がるヒントがある。
人生もトイレも前向きにいきましょう。
ちなみに最近トイレ関係の記事を書くことが多いわけで、今回が3記事目になります。
www.sabasimemasita.comトイレと対話することの必要性について語ったこの記事と、今回の「後ろを振り向かずトイレを出る」って話は完全に矛盾してますが、気にしたら負けですよ。
テロリズムを断固許さない、戦うあなたにオススメな記事はこちら↓
上で紹介した2記事はどれも最後に壮大などんでん返しが待ち受ける内容で、読んだ人は清々しい快感が得られたともっぱらの評判です。
とりあえず、テンションが上がった状態で言い逃げします!
Have a nice カタルシス!!
おしまい!!