左利きの人以外は読まないでください
何やら思わせぶりなタイトルに惹かれて来てくださった方、ありがとうございます。
僕自身は右利き、サバです。
突然ですが、左利きの方は僕ら右利きとは違う世界が見えています。
なのにその事実がどこにも記載されていない。
ですので、今日は左利きの方が見えている世界の一部を、右利きの方にもお伝えしようと思います。
って、
タイトル関係ねーじゃん!
ごめんね。
目次
左利きの人が見ている「字」の世界
漢字の「いち(一)」を左手の人差し指を使ってエアーで書いてみてください。
右手で「一」を書く場合、右手側から遠くのポイントAへ筆を下ろし、そこからBに向かって引っ張ってきてしっかり止めますね。
ところが左利きの場合は、手前Aにポイントを置き、それをB側の何もない世界に筆を送り出してやるという、心細いイメージを感じませんか?
この、横棒を「引っ張って止める」と「送り出す」では明らかに違いがあります。
右利きの人間には耐えがたい不安感!誰か受け止めて!!
この作業を左利きの人は当たり前の感覚で行っています!
衝撃でしょ?
何を大げさな、と思います?
いやいや、だって文字を書く際の手の動かし方が全く別物なんですよ?
左利きの人はこのやり方を子どもの頃から人知れず、おそらく自分も深く考えないまま工夫してやっている。
左利きの人はもっと誇っていいところです!たぶん。
「一」の字一つとってみてもこれだけイメージが違うんだから、文章を手書きする際に見ている景色は全然別物なハズ。
このように我々大多数の右利き人間が普通の世界として見ていた景色は、左利きの人々には違う景色として映っていたのです!
ですが、その互いの見えている世界がそれぞれに理解されないまま今日に至るという現実。
そのすれ違いを僕が橋渡しします。
左利きの皆様、右利きの皆様、それぞれ別の世界にようこそ!
左利きに憧れた少年時代
僕がこの事実を知ったのは、昔左手で文字を書く練習をした時期があったからです。理由はカッコいいからw
見事に三日坊主でしたが、何故三日坊主で終わったか理由があります。
その頃ちょうど俳優の松崎しげるさんが左利きの話をしているのをテレビで観たんです。
▼この黒いヒトです。
彼は幼少時代 左利きだったのですが、何かと生活に不都合だからという理由で右利きを強制されたそうです。
結果、脳が混乱してしばらく言語障害になり、まともにしゃべることができなくなったと本人が語っていました。
それを観てヘタレな自分は当然止めましたよw
ただ「カッコいいから」でそんなリスク負いたくないし。
だけど、利き手を矯正することは、それほど脳にダメージを与えるんだと分かりますね。
左利きを称賛します
調査によれば左利き人口はほぼ一割くらいで、地域にばらつきは無いらしい。
天才肌が多いとか同性愛者が多いなんて情報がありますが、どうなんでしょう。
正確に言えることは、世間は左利きに優しくないもので溢れている。
ってことです。
- 自動改札機
- おたま
- 缶切り
- はさみ etc...
この他にも調べれば調べるほど大量に見つかる
多数派右利き社会における少数派左利きへの迫害。
コストや利便性などを考えるとやむを得ないのかもしれません。
そんな障害を自分で乗り越える工夫をして生きているから、知らず知らずのうちに頭脳が磨かれて、“頭のいい”人間になるのかな。
まとめ
パソコンの普及により、昔に比べて文字を書く作業というのはこの先だんだん減っていくでしょう。缶切りなんてのも昔に比べて減りましたよね。
今まで ないがしろにされてきた左利きの不都合はちょっとずつ解消されてきてるんじゃないでしょうか。
でもやっぱり何かしらの不都合は存在して0になる事はないでしょう。
もし皆さんの身近に左利きの人が居たら、彼らの悩みを聞いて、やさしくしてあげてくださいね。
関係ないけど
松崎しげるを調べたら色黒に関するエピソードがいろいろ出てきて笑っちゃったw
以下にまとめてみた。
・通称がコーヒー豆
・事務所に日焼けマシーン設置。・ファンの期待を裏切らないためと、自宅にも日焼けマシーンを導入
・自己紹介でも「歩くメラニン色素」を自称
・東海地方の焼肉チェーン焼肉屋さかいのCMでは「松崎こげる」のテロップまで
(すべてウィキベディア「松崎しげる」から引用)
自分のキャラクターの色(w)を利用して芸能活動に活かしているのを見ると、ブログを作成するうえでも「色って重要だよなぁ。」と考えさせられます。
世間では 色黒=松崎しげる
ってテッパンじゃないですか。裏山ー!
「 さば〆ブログと言えば〇〇だね」って強みが持てるように日々精進します!
終わり。