しめさばブログ

介護士で子ども3人の親。ブログやウェブライティングなどの副業を模索しながら生きています。

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剣豪に逢いたい

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剣豪って呼ばれる人が居たよね、昔。

まぁ名もない人でいいんだけど。

刀一本に命かけてた人。

ゼッタイ冗談とか言わない人。

何回も戦った経験があるのに生きてる人。

 

 

昔って決闘あったじゃん?決闘。

果し合いで言い換えてもいいかもしれんが。決闘。

 

その決闘ってサシで戦うよね。ほぼどっちかが死ぬじゃん。

わかる?次の試合に進めなくなるとか勝ち点付かないとかそんな生ぬるい状態じゃない。

 腕に切り傷できたとかじゃ済まない。平気で切断。

人生終わるから。

想像できないよね。

一戦一戦そういう思いをしちゃうんだから。

そりゃ冗談とか考える必要ないって。ちょっとふざけた事言った瞬間に裏拳食らって宙を舞ってる自分が容易に想像できる。

そういうサシの戦いを10回くらい繰り返して生き残ったツワモノとか居ただろうけど、想像すると、もう豪鬼みたいな、会話も成立しなさそうなヤツしか思い浮かばない。目とか光ってそうだし、背中から黒い湯気みたいなの出てそう。ちょっと動くと残像見えたり。

で、そいつがいつも修行してる秘密の場所には絶対あるよ、。ねぐらはもちろん滝の裏にある洞穴

対戦相手のプロフとか動画とか見れないから前評判か噂でしか相手を知ることができない。どこの高校の部活に所属してたかとか無いから自分と相手の力量の差が分からない。

顔も対峙した瞬間初めてわかるみたいな。で対峙した瞬間、相手のオーラすっげー感じて「あ、コイツやばい。マジで。終わったわ。」って悟って何もできずに切られて終わり。

ツイッターとかないから「決闘なう」とか「勝ち目無さ杉ワロタwww」とか打つ事もなくただ死ぬ。記録を残せない。

どうする?19歳とかそのヘンまで頑張って親に育ててもらって生き抜いて、ただ死ぬ。言っちゃうと空虚な人生。そんな一生を送った人は今以上に腐るほど居たと思うよ。そんな人の事を考えると結構凹む。カーチャン悲しんだだろうな。

 

はなし元に戻るけど、そういうオーラ出まくりの剣豪に一度でいいから逢ってみたいんだよね。

記録も残ってないような名もない侍。過去に結婚はしてたかもしれないけど今は独り。髭は伸び放題で、けもの臭漂わせてる。

スターウォーズをディスる気はないけど、ライトセーバーをバチバチ打ち付けるシーンを見ると流石に幻滅する。あれは本当に真剣を使ったことが無い人。そうじゃないって、一太刀

僕が真剣を使ったことがある無しは置いといて、一太刀での勝負になる。派手な演出は要らないので。

よくさ、「円月殺法」とか言って刀を回すと光の残像が弧を描くみたいな必殺技があったりするじゃん、アニメとかで。そーいうのもいいです。

もちろんジャンプもしない。 ジャンプ切りとかもない

技に派手な名前がついてたりしない。

間違っても切りかかりながら技の名前叫ばない。

勝っても懸賞金なんかない。

ただ切る。

冗談も言わない。

全てがストイック。

参った。アンタが本物のモノノフだよ。

 

終わり。